卒業論文テーマ

本学バイオ環境化学科の学生で、卒業研究テーマに関心のある方は問い合わせ下さい。研究室は化学棟1Fです。

最近の主な卒業研究テーマは以下の通りです。

<バイオプロセス工学>

  • 寒冷地バイオ資源を活用したバイオリファイナリーの構築
  • 乳製品製造プロセスへの知識工学的手法の応用
  • 規格外小麦・チーズホエーを原料としたバイオエタノール生産

<環境生物工学>

  • チーズホエーを原料とした環境調和型融雪剤の微生物生産プロセス開発
  • コーンコブを用いたキシリトール・アスタキサンチンの微生物生産
  • 嫌気性消化汚泥の効率的コンポスト化技術開発
  • 耐塩性藻類による炭酸ガス固定と人工原油生産

<生物情報工学>

  • プロテオーム解析によるバイオプロセスの解析と最適化
  • 代謝反応モデルによるバイオプロセスの最適化
  • ファジィ推論を用いたバイオインフォマティクスによるポリアデニル化機構の解析

卒業研究は実験中心です。生き物(微生物)を対象にするので、結構大変ですが、その面白さはやってみなければわかりません。コンピュータが得意な方も大歓迎です。

当研究室では卒論生が、卒業までに一回は学会発表を行うように卒論指導を行っています。これまで以下の学生が学会賞を受賞しています。

高村裕哉:平成24年度化学工学会秋季大会バイオ部会ポスター賞(2012/9/19)

海野智史:第21回化学工学・粉体工学研究発表会・学術奨励賞、「規格外小麦を用いた同時糖化発酵による効率的エタノール生産」(2012)

荻野享太:第17回化学工学・粉体工学研究発表会・学術奨励賞、「濃縮コーンコブ加水分解液を用いたキシリトールの効率的微生物生産」(2008)

田上清香:第16回化学工学・粉体工学研究発表会・学術奨励賞、「2次元電気泳動マップの動的解析に基づく枯草菌培養のプロテオーム解析」(2007)

吉田卓二:第13回化学工学・粉体工学研究発表会・学術奨励賞、「ニューラルネットワークによるバター製造工程のモデリング」(2004)

佐藤麻子:第13回化学工学・粉体工学研究発表会・学術奨励賞、「天然珪藻土-酸化チタン材料のガス吸着及び光触媒分解特性」(2004)